田中 佐知男 洋画展

〜 華・水・輝 〜
2006 4.18〜23  


かすかに揺れ動く光。目もくらむようなまぶしい光線。
どこからかわからないが確実に、はるか遠くからやってくる一筋の光。
混沌とした世界だが、それでもたくさんの光があり、
人間は羊水に包まれる胎児のようにその光の中で生きている。
海の底から見上げる水面の不完全な光や
その水面と光とのあいまいで不確実な交点。
今、我々が生きている世界に一致したところがないだろうか。
光はまた、色彩を放つときもあれば、その強さだけを前面に押し出し、
輝きとして現れるときもある。
こういった光や水を対象にして、
世の中にある不完全で危うい、しかし同時に美しく純粋で強い存在を
表現できる作品を目指しています。